第28章 保健室の恋 ~赤司征十郎~
赤司side
遅いな、まだ来ないのか
たぶん香音なら僕の行動の意味が分かるはずだ
[ダッダッダッダッダ]
この足音香音かな
「赤司君!大丈夫!?」
「やはり香音か、走ってる音で気づいたよ」
「えっ!?分かったの?」
「香音のことはすべてお見通しだからね」
「ん!?/// ところで、具合悪いって言ってたけど大丈夫?」
「あぁ何も悪いところはない」
「ふぅん・・・って悪いところはない!?」
「あぁ。見ての通り僕は健康だ」
「じゃあ、なんで具合悪いっていって授業途中で抜け出したのよ!心配したのに・・・」
「あぁすまない 僕はずっとこうしたかったんだよ」
「チュッ」
そういって僕はそっと香音の唇にキスをした
「赤司くん!?」
「いやだったか?」
「イや!そういうわけじゃないんだけど・・・びっくりしちゃって うれしかったよ」
「ならずっとしてあげるよ」
「チュッ」
「もう!からかわないでよ! もう戻らないといけないよ!」
「そうだな」
そういって僕たちは保健室をでた
愛してるよ香音