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君と僕は恋人よりも。

第2章 彼の秘密


「ええぇー」

かくかくしかじかをぜーんぶ聞いた私は今、頭が混乱しているよ〜


つまりは、

五月は、なんか神さまの遣いで、天の島で楽しく暮らしてたらしい。
でも、最近の時代は人は死んでからもその場にいとどまり、地縛霊と化してしまう例が増えてきていたから、神さまに、原因を突き止めてこいと言われて、この世界に降り立った。
頬の薔薇は、神さまの遣いって印で、普通の人間には見えないはず、らしい。






「じゃあなんで私は見えてるの?」




「そんなのわかんないよ!俺には」
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