第5章 5
浮竹は正直 加虐趣味が多少なりともあるのだと思う
痛いと言ってもやめてくれないし それこそ強姦紛いのことも平気でやってのける
体がもたないから勘弁してと言っても 平気で4回とかする上に4じゃ不吉だからとかいう意味のわからない理由で更に回数を増やしていく
昨日だってそうだ こいつの体が弱いにも関わらず気絶させられるまでさせられたせいで腰は痛いし なによりも隣で眠っているこいつのそれがまだ 後ろから中に入っている。
寝るのならば 抜けばいいというのに
そんな悪態をつきながら 腰へと力を入れるものの、浮竹の私の腰抱きしめてねむるチカラが強すぎて抜くに抜けない
それに起こしたら最悪もう一度とばかりに主張しているそれは そんなことが起きれば今日の仕事に支障が出る。それは阻止しなければならない
だからと言っても抜きたい
とても
「………んっ」
くぐもった声が漏れながら ゆっくりと腰を退いてみるものの やはり浮竹の力が強い
私を放す気がなさそうで 未だに大きいそれはゆっくりとさらにふくらんでいった
圧迫感がさらに大きくなり 快感が駆け巡る
「………やっ」
ぬちぬちと音がする
すると 浮竹の瞼がゆるりと動いた
「………?」
「………………放して」
おはようよりも先にその言葉が出る
平気な顔をしているが 実際は私にとって限界だった
しかし 次の瞬間その腰は深くを突かれ 私は悲鳴をあげた
「ようやく起きたんだな。気絶して心配したんだ。」
「気絶…….って 気絶した奴に突っ込んだまま寝る奴がぁ!?」
体勢を変えられ 先程よりも深いところまで突かれ力が抜ける
「孕んで欲しいからな」
「なっんあっ!?」
コツコツと一番深いところが優しく突かれ 気持ち良さで涙が出る
「わた し 今日仕事がっんん」
「朽木隊長にはが休むと言ってある。むしろここ数日全く休んでないって心配してたぞ?」
「っ…………な……勝手なこと」
繋がったところがグリグリと動かされ その快感に何かがくる。
「ひ……んああっ」
「おっ キツくなった」
奥の奥にとどまったまま グリグリと動かすだけの浮竹に私はやめてと告げた。