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オイルマッサージで初中イキ!私開発されひゃいましゅうう♥♥♥

第4章 ♥♥♥♥



その後、私はルンルン気分で帰り支度を整えた。
生まれて初めての中イキ。ナカを弄られるのにも大分慣れてきたし。これでもう男の人とのえっちにビクつく必要もないんだ。ま、そんなことする相手がいないけど。

そこまで考えて、ふと、思った。
中イキしたから、もう伊豆さんからの性感マッサージは終わりだろうか。

終わり…。
そうだよね、だってもう当初の目的は果たしたし。

伊豆さんだって、迷惑じゃないかな。いつも本業と違うことさせられて。あの人はああいう人だから、口に出しては言わないけれど。


ちょっと落ち込みながら店のカウンターまで出て、お会計を済ませようとした。性感マッサージはメニューにはないけれど、通常の120分コースと同じ金額を私はいつも払っている。

ふと、カウンターに置かれた伊豆さんの手を見た。
綺麗な手だ。大きくて、骨筋が出ていて、爪が整えられていて。
この指で、一体何人の女の人に、私と同じようにえっちなことしてきたんだろう。
一体何人の女の人に…。

「次回、いつにします?」

うつむく私の頭の上から、伊豆さんの声が降ってきた。

「え…」
「来週の日曜でしたら、同じ時間が空いてますけど」
「え、あの、いいんですか」
「何がですか?」
「その、私、中で…したから、もう終わりかと思ってたんですけど」
「あっ…すみません、終わりにしたかったですか?」

伊豆さんは慌てて私の顔を伺った。

「いや、終わりにしたかったわけじゃないです!でも、えっと?この先?があるんですか?」
「はい、あります」

マジか。

「桃浜さんがもう十分ということでしたら、これで終わりにもできますが。どうします?」

伊豆さんは柔らかく笑って私に判断を委ねてくれた。
どうしよう、迷いもある。だってこのまま続けるのってなんかいけないことのような気がして。

ああでも、私、まだやっぱりこの笑顔が好き。好き。

「…次も、お願いします」

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