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オイルマッサージで初中イキ!私開発されひゃいましゅうう♥♥♥

第2章 ♥♥



その後私は伊豆さんのサロンに通うようになった。
どのくらいの頻度で通えばいいか聞いたら、「目安は月に1,2回程度ですかね。でも、来たい時に来て頂ければいいです。週1でも年1でも、人それぞれです」だってさ。
さすがに週1通うお金はないので月1にしている。外食をちょっと節約すればいいのだ。

あと、伊豆さんのサロンがさびれてそうとか思ったのは全く私が間違っていた。
技術が確かで見た目もよろしい伊豆さんのサロンは結構常連さんが多い。
伊豆さん1人でやっているお店なので、お客さんが多すぎると困るからと、あえて広告などは出していないそうだ。

伊豆さんのこと、最初は「全然しゃべんないなこの人」と思ってたけど、通ううちに親しく話せるようになった。
そして話を聞いているうちに、いかに伊豆さんが真剣にお客さんの体のケアを考えているのかがわかった。
腕の確かさを買われて、以前は都内のかなり高級なサロンでも働いていたらしい。
でも「より1人1人のお客様ときちんと向き合えるように」と、今の個人サロンを始めたのだとか。
「健康って、本当に大切なことだと思うんです。せっかくの体なんだから、最高の状態で人生を送れる方がいいでしょう?私はそのお手伝いがしたいんです」そんな風に言う伊豆さんを、すごいなあと私は思ったのだった。

私は私で、好き勝手な話題をベラベラ喋っている。他の人には言えない話も伊豆さんには言えたりなんかして。
だって別にプライベートや仕事で接する訳じゃないもんね。だからもう、よそでは言えない話も言い放題なのだ。アロマとマッサージでボディも口もゆるゆるである。


そうしてあまりにゆるみきった私はある日、昔の彼氏との性生活なんつーものを暴露してしまっていた。


「私ね、感じにくいんですよね。多分ね」

言った後で「さすがにマズったか」と思ったけど、伊豆さんはいつもどおり冷静に「そうなんですか」と答えただけだった。
う〜ん伊豆さんのこういうところ、話しやすいんだよなあ。お陰でいらんことまで話してしまうわ。

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