• テキストサイズ

藍色の糸

第5章 藍色の糸 五


あの日の夜から私は不思議な夢をみるようになった。

変った藍色の服を来た五人が自分に微笑んでいた。顔はよくわからない。

一人が手を差し出す。その手の薬指には藍色の糸が結んである。

その糸は皆と繋いでいた。そして、自分の薬指にも

藍色の糸が結んであった。

その手を伸ばす。

後少し。後少しで、皆と逢える。







「貴方は、間違っている。」
/ 56ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp