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その先立ち入り禁止!【R18】

第4章 あくまで執事として


蓮side

郁翔は何の変化も無く、普通に接してくれた。
もちろん、俺も。
というか・・・

「蓮様・・・違います。あなたの頭は一体何が入ってるのですか?何度言ったら理解できるのですか?これぐらいの事、小学生でも聞いたらすぐに理解できます。」

「う・・・」

変わらなすぎてムカつく。
少しでも気があるのかもと思った俺が馬鹿だった。

「ほら、手が止まってます。動かしてください。この間にも時間はどんどん過ぎていきますよ?」

「わーってるよ!」

あー・・・頭良くなりたい。

せめて、賢人くらいには・・・
いや、アイツも次元が違う。
聞いたところによると、模試は全国3位取ったことあるとか。
何で俺の周りは天才でモテるやつばっかなんだよ。


「今日はここまでにしましょう。」

「終わったー・・・」

俺は頭も心も疲れて、机に項垂れていた。

「蓮様、お疲れの所失礼します。来週、西園寺様の会社の副社長様の誕生日会を開くそうです。」

「・・・犬塚さん?」

「はい。今年は必ず参加を・・・」

「いや。行かない。」

「・・・ずっと思ってたのですが、どうしてそんなに避けるのですか?犬塚様の誕生日会は毎年断っていらっしゃいますが・・・」

「嫌なのは嫌。断っといて。」

「ですが、西園寺様から直接手紙が・・・」

お父さん・・・なんでそんなにしつこいんだよ。

「犬塚様の事・・・嫌っているのですか?」

「・・・そんなんじゃない・・・」

「ではどうして?」

「・・・別に行きたくないだけ。」

正直、あの男が怖い。
昔はよく遊んでくれるいい人だった。
大好きだった。
けど、ある日を境にあの人に対して恐怖感を持つようになった。
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