第9章 飼育2*
「あ…ん…」
素直に開かれた唇を割って侵入し、律人はいきなり喉を突いた。
吐き気を催した喉がギュウッと収縮して、偶然にも亀頭を締め付けてしまう。
「んんっ、んぐ…うっ」
「っ、今のすげー良かったよ沙里ちゃん…」
嘔吐いて涙目になる彼女を見下ろし、律人はしめしめと笑う。
愉しい事を見つけたとばかりに目を輝かせ、何度も沙里の喉を撃った。
湿った舌と口蓋が陰茎を擦り、確かに気持ちは良かった。
賢哉も律動を始め、沙里は前からも後ろからも突かれる。
吐き気に襲われる度、アナルを締めて出入りする陰茎に刺激を与えた。
「うェっ、ア゛…うぐっ、」
「はははっ、この状況ってさ、なんだか沙里ちゃんが奴隷になったみたいだよなー。」
「…奴隷というよりオモチャだな。」
「えー…」
納得がいかない律人は、一度彼女の喉奥に肉棒を突き立て、大粒の涙を流す彼女を見下しながら肉棒を抜いた。
ネバネバと泡立った唾液が何本も糸を引き、沙里の顎とシーツを濡らす。
完全復活した陰茎は抜かれた瞬間に上を向き、まだ有り余る元気を誇ってみせた。