• テキストサイズ

真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】

第9章 鬼兵隊


【高杉side】

高杉「俺がガキの頃の話だ」

ゆっくりと昔の事を思い出す。

武家の長男として生まれた俺ァ、私塾の「構武館」に通っていた。

だが、周囲に馴染むことができずに門下生とは衝突ばかりしていた。

そんなときに出会ったのが吉田松陽先生だった。

先生は「松下村塾」というのを開いていた。

その後出会った銀時には勝つまで何度も勝負を挑んだりしたなァ。

少し懐かしくなる。

ようやく銀時から一本を勝ち取った時、父親が松下村塾の悪評に感化され、塾へ通うことを禁じられた。

更に俺への報復の為だったんだろ。

構武館の門下生らが松下村塾のあらぬ噂を吹聴し、役人によって先生は追われる身となった。

それが許せず、噂を流した門下生らを全員叩きのめした。

その一件があり父親には勘当されたが、おかげで先生達と一緒に旅立つ事ができた。
/ 356ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp