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真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】

第23章 真選組の新隊士


おまけ【総悟side】

数日後―――――――――

ススっ――――――

総悟「名無し、今日の見廻り…」

出かけてた言葉が一瞬で止まった。

名無し「相変わらず書類仕事だめなんだね」

秋夜「いやぁ、すまんなぁ。わけわからんくて」

名無し「あれ、総悟。どうしたの?」

総悟「は、なんでお前が…」

辻はきょとんとしたように俺を見つめる。

名無し「あ、秋夜?書類仕事で教えてほしいって来たの」

総悟「まだ面倒見てるんですかィ?」

名無し「え、面倒見てるっていうか普通に友達だし教えてあげてる感じかな?」

総悟「友達?」

聞きなれない単語に驚く。

名無しと辻って友達なのか?仕事仲間じゃなくて?

そんなに仲良くなったのか?

秋夜「あれ、沖田さん名無しに用事ですか?俺、席外しましょか?」

総悟「そうだな。辻、お前十番隊だろィ?分からないことは原田に教えてもらえ」

そう言って俺は辻を掴んで廊下を歩き出した。

秋夜「え、ちょっ、沖田さん?あ、名無し、ありがと。おじゃましましたー」

名無し「何だったの…?」

―――――――――――――――――――――――――――

辻を引きずりながらさっき言ってたことを思い返す。

友達か…

名無しが辻の友達なら俺は名無しの何なんでィ?

ただの上司か?

そういえば名無しって俺の事どう思ってるんでィ?

やっぱりただの上司か…?

秋夜「沖田さんって器用なのか不器用なのかわかんねぇ」

総悟「何か言ったかィ?」

秋夜「いえ、何でも」

とにかく俺にとって辻は敵だ。気に入らねぇ。
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