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真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】

第19章 真選組のクリスマス


総悟「何やってんでさァ、こんな夜中に」

名無し「あ、ごめん。起こしちゃった?」

隣の部屋から眠たそうな顔をした総悟が出てきた。

名無し「見て総悟!初雪!しかも積もってるの!綺麗だよね〜」

総悟「いつ降ったんでィ」

名無し「さぁ?ほんといつ降ったんだろ。…へクションっ!!」

さ、寒い…。

総悟「そんな薄い格好で外に出るからでさァ」

総悟は私の隣に腰を下ろした。

名無し「へへっ、綺麗だからつい。もう戻ろっか、起こしてごめんね」

立ち上がろうとすると総悟が自分の着ていた羽織の前を広げて抱き寄せる形で私を包んだ。

名無し「な、何なに!?」

総悟「あったかいだろィ?」

た、確かに総悟の胸から伝わる熱と羽織で温かいけどこの体勢恥ずかしい…///

名無し「あ、ありがとっ!でももう寝よっ!///」

こんな時に土方さんの言葉が頭の中をよぎる。

"名無しは総悟が好きなんだろ?"

そうだ、私総悟の事…

そう思うとさらに体が熱くなる。

なのに総悟はさらに腕に力を入れた。

総悟「もう少しだけ……………ダメですかィ?」

そ、そんな子犬みたいな眼差しで見られたら断れないよ…///

名無し「ちょっとだけなら…///」

総悟は嬉しそうに私を抱きしめた。

何で今日、そんなに甘え上手なの?///
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