第3章 歌舞伎町

近藤「ほぉ、名前は？」

名無し「名無し名無し…です…」

仁王立ちして腕を組む近藤さんという人は私をじっと見る。

近藤「俺は近藤勲、真選組の局長だ。」

威圧感が凄いんですけど〜(泣)

近藤「名無しちゃんは総悟と互角に戦ったらしいな」

互角なのかな？完全に押されてたけど。

沖田「殺されるかと思いやした」

名無し「なっ！？」

確かに最後のは倒すつもりでいったけど！

土方「いくら強くてもこいつは女…」

近藤「そういう事ならもちろんオーケーだ！」

土方「はぁぁぁ！？」

名無し「えぇぇぇ！？」

土方「近藤さん…」

土方さんはだめだこりゃというように頭を抱える。

沖田さんはというと向こうを向いているが、肩が震えてるのを見ると笑っているのだろう。

名無し「あの、女人禁制なんですよね？」

近藤「総悟を刀でここまで追い込むのは容易ではない。名無しちゃんはうちに必要だ」

判断材料それだけですか！？

名無し「私追い込めては…」

土方「はぁ…近藤さんが言うなら俺は何もいわねーよ」

土方さん、折れちゃうのぉ！？


と、いうわけで私は真選組に入る事になりました。はぁ…