第3章 ポアロから始まる友人関係者
お腹が空いてきたので町の散策がてら屋敷に来るまでに見つけた素敵な雰囲気の喫茶店ポアロに行ってみることにした。
カランコロン
雰囲気によく合うベルに迎えられ、窓際のテーブル席に腰を下ろした。メニューを見てどれにしようか悩んでいると
「僕のオススメはハムサンドですよ」
褐色で金髪のイケメン店員が話しかけてきた。
「じゃあ、ハムサンドとアールグレイを」
「かしこまりました!」
注文した品を待っていると一人でカウンター席に座っていた6~7歳の眼鏡の少年が声を掛けてきた。
「こんにちは!僕、江戸川コナン!よろしくね♪」
「こんにちは。私はシンシア・ブラックよ」
「外国の人なんだね!何処の国なの?」
「イギリスよ」