第6章 マジック
最近、園子さんがマジックにハマっているらしい。
ポアロで私たちに披露してくれた。
「私もマジック少しならできるよ!」
“魔法”を“マジック”といえば疑われることなく披露することができるだろう。
「えぇ!?シンシアさんもマジックやるんですか?見せて下さい!」
カバンから杖を出す。
皆カバンから杖なんて出てくると思わなかったのか吃驚して、
「すご!本格的じゃん!」
「では、この杖と布には種も仕掛けもございません。」
テーブルの上に布をしいて杖をかまえる。
「では行きます。ビ〇ディバ〇ディブー」
かの有名なセリフをいいながら無言呪文を唱える。
私が無言呪文で唱えたのはオーキデウス(花よ)だ。
するとテーブルの上の布の下になにかがが現れた。
私がめくるとそこから綺麗な薔薇が現れた。
「へぇー!すごいすごい!(すげぇな、まるで魔法みたいだぜ。まあ魔法なんて科学で証明できねぇもん存在するはずねぇけどな…)」
「ありがとう!コナンくん!」
「どうやったんですか?」
「言ったでしょう?種も仕掛けもございません。と。教えるわけにはいきません。種明かししたらもうこのマジックは披露できないでしょう?」