• テキストサイズ

今日は何処で、どんな風に…【文豪ストレイドッグス】【R18】

第2章 執務室で、甘く…【中原中也】


「またイったのかよ…感度いいな…」

「ひゃ、ぁ…ん、や、ら、ぁっ…///」

「興奮する…俺も、そろそろ、イき、そう、…っ」



動きを止めない彼の腰に、私もなんとかついていこうと腰を動かす。痛みは辛いけれど、それ以上に気持ちがよかった。

大好きな人に愛されているのだと感じるのが、幸せだった。




再び達する直前で、彼はモノを私の中から抜いて、外に欲を吐き出した。さっきまであった熱が突然無くなって、ふわふわとした感覚が私の脳を襲った。

まるで眠くなる成分の含まれた薬を飲んで、睡魔に襲われる時のように。



彼も疲れたのか、肩で息をする私の横に倒れ込んで、額に優しくキスを落とす。




「…ったく、仕事のことすっかり忘れてたぜ…」

「あ、ぁ…ごめんなさい…」

「いや、手前のせいじゃねーよ」

「私が、止めたりしたから、」

「理性を保てなくなったのは俺の方だ、」


ちゅう、と私の頬に口付けてから、


「それに、可愛い彼女と二人きりの空間、俺が今まで我慢してきたんだぞ?ここで抱かずにどうするんだ…」


耳元でそう囁いた彼は、悪戯っ子のような無邪気な笑顔で笑う。その笑顔につられて、思わず私も笑ってしまった。


我慢がきかなかったのは私も同じで、部屋に二人きりの状況に、いつも緊張していた。

そして彼は私が初めてだと分かって、私を優しく扱ってくれて。



こんな素敵な人に出会えた、幸せを改めて噛み締めた。





















…Fin…
/ 33ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp