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獣電戦隊キョウリュウジャー

第53章 「ブレイブにつたわれ(ソウジ寄りの方はこちらへ)」




デーボスとの戦いも終わり、平穏な日々が戻ってきた

いつもの学校生活も…

「今日の掃除当番代わってくれる?」

『でも昨日も…』

「何?」

『………』

クラスメイトの態度はいつもと変わらず

『(私も嫌って言えたらいいのに…)』

ソウジ「?」

『ソウジくん…』

ソウジ「また掃除当番…?この前だって…!」

『私の当番だから…』

ソウジ「…」

『これから部活?頑張ってね』

ソウジ「あぁ…」

『?』

ソウジ「今日…一緒に帰らないか?」

『いいけど……』

ソウジ「早く部活切り上げるから!」

ソウジは微笑みながら部活へ向かった

『(可愛い…)』

はキョウリュウジャーで成長していくソウジのことが好きになっていた

『(楽しみだな)』

楽しみを胸に掃除を終わらせ、ロッカーへ向かった

「あ」

『…!』

そこにはに掃除を頼んクラスメイトが

「お陰様で勉強捗ったわ〜、ありがとう、さん」

「お疲れ〜」

『…いえ』

はそのままロッカーを後にした

「…ホントむかつく」

「何なのアイツ…」



『お待たせ、ソウジくん』

ソウジ「だいぶ掛かったな…大丈夫か?」

『うん、大丈夫だよ。帰ろっか』

ソウジ「うん」

2人は歩き出した

ソウジ「」

『?』

ソウジ「えっと…」

『(……心配してくれるんだろうな…ソウジくん優しいし…)』

ソウジ「あの…」

『大丈夫だよ』

ソウジ「え…」

『私は大丈夫。今までは一人ぼっちだったけど…ソウジくんたちがいるから全然平気だよ』

ソウジ「…」

『何があっても、みんなと会えばそんなのあっという間に忘れちゃう』

ソウジ「…………」


―――翌日―――


『行ってきまーす…』

玄関を開けるとソウジが立っていた

ソウジ「おはよう」

『おはよう…どうしたの?』

ソウジ「一緒に行こうかと思って…いきなりごめん」

『ううん、嬉しい!一緒に行こう!』

学校へ着くと周りが少しざわついた

『(ソウジくんモテるから…私何かが隣歩いてたらこうなるよね……ソウジくんに悪いことしたかな…校門で離れればよかったな…)』

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