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【おそ松さん】松野家と年上幼馴染(R18)

第7章 ラーメン食べよう〜六つ子と私


〈ナス子side〉

「すっごく気持ちよかったよ〜ありがと〜また来るね〜」

「はい、お待ちしております。ありがとうございました」

 内心もう来なくていい、むしろ二度と来ないでほしいと思いつつ、営業スマイルを貼り付け挨拶をする。
 深夜3時。今日の最後のお客さんだったのだが、とんでもないセクハラ親父で辟易してしまいドっと疲れた。

 セクハラは若くて可愛い10代20代前半が受けやすいという印象が強いかもしれないけど、実はそうでもない。
 好みは千差万別というやつで、可愛くもないし若くもない私でも、そういう対象として見て来る男性は実際にいる。

 今日はもうさっさと帰って、熱いお風呂に入ってご飯食べてゲームやって寝よう。

 制服の上に上着を羽織るだけの格好で、駐車場に停めてある自分の車に乗り込み、帰りを急ぐ。

 オーディオからお気に入りの音楽を流しつつ家まで帰るこの時間は、そんなに嫌いじゃない。

 赤信号で止まり、ほとんどのお店が閉まっている中、煌々と営業中のラーメン屋が目に入ると、お腹がぐ〜と鳴った。

 ・・・ラーメン大好きナス子さん。
 帰ってからご飯作るのも今日はなんだか面倒だし・・・
 うん、よし、寄って行っちゃおう!
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