• テキストサイズ

【イケメン戦国】蒼い瞳の向こう側

第8章 笑えない。





「うーー。。。無理です。。。ひなさん、
 絶対帰らないでください。」

「わかったから。。。とりあえず吐こう。」

「ふぇー。。。。」

はるの背中をさすりながら
嘔吐物にこっちまではきそうになりつつ、
呼び掛ける。


案の定飲みすぎたはる。
光秀さんはそれを見極めてお酒を進めるのをやめたものの
時すでに遅し。
私としゃべっていた大名がもってきた日本酒を
徳利ごと飲んでしまった。


最初は笑っていたはる
途中で一気に顔色が悪くなり

「だめ!!」

と、言い出した後、みんなの輪から離れようとした。

「どうした、気持ち悪くなったのか??中のもん全部
 吐きにいくか。」

政宗が肩を抱いて止める。
はるはふるふると頭をふりながら
政宗を払おうとする。

「はる、どうした。ほらいくぞ。」

イヤイヤというはるをみてふと思う。

「好きな人に見られたくないんじゃない??」

「は?そんなこと言ってられねぇだろ。
 俺は別にはるがどんだけカッコ悪かろうと
 嫌いにならねぇよ。」

ズキっ。。。

「そういう問題じゃなくて。。。」

私たちが言い合ってる間もはるは
政宗を振りほどこうと必死だ。
政宗がいらっとして抱き抱えようとすると

「政宗のばかっ!やだったらやだ!!嫌い!」

と泣き出す始末。
いつもなら有無も言わさずそのままかっさらっていく政宗も
嫌いと言われて少し動揺してしまっている。

あぁ。。もう。。。
せっかくの花見なんだから。、。


「ほらいこ、はるさん。」

立ち上がってはるの手をとり
みんなの輪を離れる。
大人しくついてくるはる。

そして茂みに入った途端、
盛大にリバースしだしたわけだ。


「もぉ。。、飲みすぎだよ??」

背中をさすりながらたしなめる。

「……だって………」

/ 214ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp