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【イケメン戦国】蒼い瞳の向こう側

第3章 消せない記憶。


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「いざ尋常に。。。勝負!」

「望むところ!!」

「ぜってー勝つ。」

「こっちだって。」



台所で政宗と私の
世紀の戦いがいまはじまった。
なぜこうなったかというと。。。


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「へぇ、ひな、お前俺が毎回やってる仕込み
 やるんだな。」

「!!そりゃ。。。きっ基本だから」

政宗に名前を呼ばれるとやっぱり胸がキュンとなる。
そして政宗に教えてもらったんだもん。
そりゃ同じことやりますよ。

「こうやって料理一緒に作るのも悪くねぇな。」

「!!それはどーも。」

なんとなく昔の政宗に出会えた気がして、、
またドキドキとなる心臓を無理矢理止めようと
必死になる。

ただ、あの政宗だったら
こうなるだろうなぁと思うことが
やっぱり起こった。

「おまっ、この大根煮物には昆布だしだろ?」

「はぁ?!鰹だしでしょ?!」

「昆布だ!!」

「鰹!!」


前もそうだった。
お互いの得意料理を教えあったり
二人で新しい料理を作りあったり。
でもただひとつ、大根の煮物だけ
それたけはお互いが一歩も譲らず、
喧嘩してしまっていた。

でもそんな思い出もこの政宗とではないから
思わずムキになってしまう。


「こうなりゃ勝負だひな。今日の宴で
 決着をつける。」

「はぁ?なんでそうなるの?!」

「そうもこうもねぇ!料理ですら負けたくねぇ」

「別に勝ち負けないでしょ?!なんなら両方作ればいいじゃない!」

「いや!ここは譲れねぇ!!」

こんな些細なことでも
前もよく喧嘩してたなぁ。。。

なんとなく懐かしくなって
勝負受けてもいいかなと思った。
ほんとに前の政宗といるみたいだったから。。。



「いいよ、わかった。負けても文句なしね。」

「上等!!いざ尋常に。。。勝負!」

「望むところ!!」

「ぜってー勝つ。」

「こっちだって。」






「…………何やってんの、あんたら。」


つまみを手に携えて台所にやってきた家康に
呆れられたことは言うまでもない。



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