第4章 隣の芝はなんとやら
【16:00過ぎ】
"トントンッ"
〈こんばんは!布団屋でーす!!
買ってきた雑貨を片付けていると、
あの布団屋がやってきた。
陽炎
「はい、今出ます。」
"ギィーーーーッ"
ドアを開けると、
昼間接客してくれた女が配達には不向きな
綺麗なワンピースを着て布団を重そうに持ち立っていた。
(誰かさんとは違って女ぽい。)
俺は急いで彼女から布団を受け取る。
陽炎
「ごくろうさま。」
そして受け取った布団を部屋に移動させる。
(結構、重たいけど歩いて持ってきたのか?)
?
「あの…サインを…///」
陽炎
「ごめん、今行く。」
?
「焦らなくても…その…大丈夫ですから(*´ω`*)」
(誰かさんとはうまくいってなくても、
俺とは良い関係のままでいて欲しい…なんて。)
陽炎
「何処にサインすれば良いかな…
ここの受け取りサイトのところで良い?」
?
「あっ、はい!」
陽炎
「………」
"サラサラサラッ…"
?
「…///」