第48章 リセットとバックアップ

はその頃屋上にいた

《今は植物や虫ですが…徐々に人間に融合します》

あのとき…エンターは私を見て言った

それって…私も捕まったら…
メタロイドになるかもしれないってこと…?

『そんなの…嫌だ…』

エンターが再び私を狙っているのは間違いない

このカケラをなくしたら…私はもう二度と…


ｶﾞﾁｬｯ!!!


『!!!』

ニック「大丈夫かヒロム～!」

『ニック…ゴリサキ…ヒロムくん…!?』

ゴリサキ「!ここにいたのか!」

『う、うん…』

は急いで目を擦る

ニックは屋上のベンチにヒロムを置く

『どうしたの…?』

ニック「にわ…いや、ウィークポイントの克服をな…」

『そっか…』

ニック「おい!大丈夫かヒロム～!」

ゴリサキ「ヒロム、しっかりしろ」

ヒロム「う…」

ゴリサキ「ヒロム!」

ヒロムがゆっくりと目を開けた

ヒロム「うわぁぁぁぁ!!」

飛び起きて、慌てだすヒロム

ニック「落ち着け!俺だ!」

ゴリサキ「何か悪化してないか～?」

ニック「やっぱ…ムリかぁ～?」

ヒロム「いや…諦めるのは早い」

『え…?』

ゴリサキ「ヒロム…無茶するな」

ヒロム「無茶はしない。発想を変えてみる」

ゴリサキ「え?」

ニック「発想…?」

ヒロムは頷いた


―――翌日―――


ﾋﾞｰ!ﾋﾞｰ!ﾋﾞｰ!


ゴーバスターズは急いで司令室に向かう

森下「凛土地区、R-384ポイントにメタロイドが現れました!」

リュウジ「夜明けとともに活動開始か」

仲村「敵メガゾード転送完了まであと15分です!タイプはβ(ﾍﾞｰﾀ)」

Ｊ「よし…覚悟は決めた!俺のクワガタは俺が倒す」

そういって歩き出すＪ

マサト「おおおいＪ!お前はメガゾードを頼むぞ?」

Ｊ「いや…。俺はクワガタの方と…」

マサト「Ｊ!お前昨日から意味わかんねぇぞ??」

Ｊ「あいつは俺の親友だから…」

マサト「おい!こいつは命令だ」

Ｊ「くっ…」

マサト「な?」

Ｊ「了解…っ!」

Ｊは悔しそうに司令室を出て行った

黒木「ヒロム。アレはなんとかなりそうなのか?」

アレとはヒロムのウィークポイントのニワトリのこと

みんなの協力で頑張ったものの…