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特命戦隊ゴーバスターズ

第45章 聖夜・使命果たすとき




『(今頃…リュウジさんたちはどうなってるかな…)』

そんな考え事をしていたらヒロムが目を覚まし、起き上がった

「我慢してください!もう少しで終わりますから!」

看護師たちがヒロムをベッドに戻した

その反動でヒロムの横に置いていたオルゴールが落ちてしまった

ヒロム「あ…」

はそれを拾い、ヒロムに渡した

『待ってて。すぐに終わらせる』

ヒロム「…」

「桜田さん。横になって」

ヒロム「すいません…」


―――――


『終わった…』

ヒロム「…」

『ジャスト1時間。行っていいよ。私の分も…お願い』

ヒロム「あぁ」

ヒロムはジャケットを羽織り、司令室に向かった

『よかった…時間以内に終わって…』


フラッ…


「大丈夫ですか!?」

『あ…大丈夫です…』


はふらつく足で屋上に向かった

『何…これ…!!』

そこには先ほどより大きく成長したメサイアの姿が

それに辺りも暗い…

メサイアは確実に強くなっていた

グレートゴーバスターの攻撃もまったく効かない

『そんな…』

は足の力が抜け、床に座り込んでしまった

目の前で起きていることが信じられない

そこにタテガミライオーが来た

きっとヒロムが運転しているんだ

『頑張って…お願い…!』

しかしメサイアの攻撃によりエースはもう戦闘不能

ヒロムたちはゴーバスターキングに合体

メサイア《ゴーバスターズ…!!愚かな人間ども…!!私に従えー…!!!》

ゴーバスターキングは必殺技をメサイアに食らわせた

やったかと思ったが…

メサイア《効かぬわー!!!》

メサイアの攻撃により、ゴーバスターキングはバラバラに

『みんな…!!』

メサイア《今日こそこの世界に私が存在する…!私だけが…!!》

『そうだ…カケラがあれば…』

もともとこれはバスターマシン強化のためのカケラだ

これさえあればメサイアに勝てるかもしれない…!!

『でもどうやって取り出せば…!!』

「お手伝いしましょうか?マドモアゼル」

『!!』

この声…

『エンター…!?』

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