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特命戦隊ゴーバスターズ

第5章 「特命と決意」




黒木「ヒロム。私が恐れていると言ったが当たっている。だがそれはお前たちを心配しているんだ。私が恐れているのは…あのメサイアをシャットダウン出来ないことその一点だ!!そのためなら…私はお前たちだろうと…囮に使う」

「「「『………………』」」」

ヒロム「安心しました。司令官が本気だとわかって」

ヨーコ「ヒロム…」

リュウジ「……………」

『…………』

黒木「失敗ではあったが…全員ご苦労だった」

黒木は部屋を出た


はヨーコとリュウジの傷を治して、さっさと部屋に戻ってしまったヒロムの手当てをしに向かった


コンコンッ…


ヒロム「はい」


ガチャッ


ヒロム「…」

『さっさと部屋に戻っちゃうんだもん…。怪我、治しにきた』

ヒロム「あぁ…サンキュ」

ヒロムはを部屋に入れた

はヒロムの傷口に手を翳した

傷はどんどん治っていく

ヒロム「ホントすごいな…」

『…そう…かな…?』

しばらくすると傷は全て治った

『よし、治っ…』


グラッ…


ヒロム「!!」

『大丈夫…少し…力を使いすぎただけ…』

ヒロム「力…使いすぎるとこうなるのか…?」

『大丈夫だって…じゃあ…戻る…から…っ』


ガクンッ


ヒロム「無茶すんなよ…」

『自分は…無茶するくせに…』

ヒロム「……………」

ヒロムはを抱き上げ、ベッドへ運んだ

『ちょっ…』

ヒロム「少し休んでけよ」

『でも…』

ヒロム「そんな体で何ができるんだよ」

『う…』

ヒロム「な?」

『あり…がと…』

はそのまま目を閉じた

『スー…スー…スー…』

ヒロムはベッドに寄りかかり、の頭を撫でていた


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