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特命戦隊ゴーバスターズ

第40章 必殺!メサイアの拳




その後ケンタは空手をやっている成り行きを話してくれた

自分のお父さんがエンジニアになることを許してくれない
本当の夢はエンジニアになることなのに―――

胸の内を語ってくれた

リュウジ「なるほどね…。それでエンジニアは諦めたんだ…」

ケンタ「諦めてない!逃げなんかじゃないってわからせてやる!」


~♪~♪~♪~


ヒロム《リュウジさん、。ケンタくんの拳サポーターが怪しいです。調べてみてください》

リュウジ「了解…」

ケンタ「…………」

リュウジ「ケンタくん…。それ…ちょっと見せてくれるか…」


バッ!!


ケンタは勢いよく立ち上がり、自分の後ろに隠した

リュウジ「…カード見つけてたんだね」

ケンタ「………」

ケンタは俯いた

ケンタ「道場で…ポスターで見たことあるから…電話したんだけど…」

リュウジ「やっぱり…。どうして嘘なんか…」

ケンタ「お父さんに空手で勝ちたいんだ!そうすればエンジニアの夢だって認めてもらえる!」

『そんなのダメだよ…!』

ケンタ「終わったら返すから!」

リュウジ「ダメだって!とにかく危険だからすぐ外して!」

リュウジはケンタから無理やり外そうとしたが


ドスッ!!!


ケンタはリュウジの腹に自分の拳をぶつけた

『リュウジさん!!』

ケンタ《邪魔するな…!!》

『!!』

その声はケンタの声ではなくメサイアの声だった

そしてそのままケンタは走り去る

『ケンタくん!!』

はケンタを追いかけた

『ケンタくん!!』

ケンタくんは別人のようになっていた

周りにいた人たちがケンタを同じ赤いサポーターをしている

そして戦っている

『ケンタくん!』

はケンタを止めようと腕を掴む

しかし


ドスッ!!


『…っう!!』

持っていた傘が宙に舞う

ケンタ《カケラ…カケラだ…!!》

『!!』

ケンタの腕から触手が伸びる

『(ヤバイ…このままじゃ…)』

リュウジ「ちゃん!!ケンタくん!!」

リュウジがとケンタを引き離し、ケンタを止めようと後ろから掴みかかる

『リュウジさん!!』

リュウジはケンタの拳に殴り飛ばされる

『早く…止めなきゃ…!』

リュウジとは立ち上がった


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