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特命戦隊ゴーバスターズ

第31章 メサイアシャットダウン




エンター「そんなことをすれば後悔しますよ?ゴーバスターズ…。いいことを教えましょう。マジェスティを破壊すれば…あなた方の家族も一緒に消滅します」

「「「『!!!』」」」

エンター「転送は一時的に物体をデータ化するのはご存知でしょう…?13年前の転送のとき…一度データ化された人間たちは…そのままマジェスティに取り込まれたのです…。あれは…あなた方の家族でもあるんですよ…?」

ヒロム「何…!?」

ヨーコ「え…!?」


ドクンッ…!


『…っ!』

《早くしろ…!》

《壊しなさい…!今すぐ…!》

ヨーコ「お母さん!!」

ヨーコはイチガンバスターを構えるが…撃つことはできなかった

メサイア《黙れ…!表に出るな…我が想像する者たち…!私とともにあるから生きている…私の一部だ…!!》

エンター「ここで戦ってはお体に傷が付きますし…カケラも壊れる可能性が。ゴーバスターズは外へ…シルブプレ」

メサイア《ウゥゥゥゥゥ…!!!》

メサイアは4人を外に弾き出した

ヨーコ「…お母さんたちが…メサイアに…?」

ヒロム「く…っ」

ヨーコ「ホントなの…!?ねぇ…!ヒロム!!お母さんたちがメサイアの一部って…!メサイアと一緒に消えちゃうの!?」

リュウジ「ヨーコちゃん!!大丈夫だよ。そんなことさせないよ…。メサイアのシャットダウンは一旦中止だ…」

ヒロム「……………」

リュウジ「ヒロム…。ここは一旦戻ろう」

ヒロムはリュウジの腕を振り払って立ち上がった

ヒロム「…戻りません」

「「…!」」

ヒロム「…俺は戻らない…。メサイアをシャットダウンするまで…」

ヨーコ「ヒロム…!!」

ヒロム「どんな思いで…どんな覚悟で俺たちを呼んだのか……メサイアを…壊せと言ったのか…。俺にはわかった…。ヨーコだって感じたはずだ」

ヨーコ「…っ」

はヨーコを抱きしめた

リュウジ「来たぞ!!」

メサイア《お前たちはここで潰す!!》

ヒロム「俺たちがここで迷うことは…父さんたちの覚悟をムダにすることになる…!!世界を終わらせることになる…!!俺たちの13年はそんなことのためにあったんじゃない!!」

ヨーコ「ヒロム…」

ヒロム「ヨーコ…ごめん。俺は約束を破る。13年前を元には戻せない…!」

リュウジ「ヒロム…」

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