• テキストサイズ

特命戦隊ゴーバスターズ

第29章 ニワトリに注意せよ!




―――司令室―――


ウィーン


マサト「やられた…!黒リン…やられたぜ…!!」

黒木「何だ」

マサト「俺としたことが…。亜空間にあった俺のエネトロン…全部持ってかれた…」

「「「「『!!!』」」」」

ウサダ「それって…!」

マサト「妙なメタロイドとメガゾードで引っ掻き回してくれたのは…俺たちをこっちに引きつけておくための陽動作戦だったんだ…」

リュウジ「どういうことですか…!?」

マサト「メサイアだ」


ドクンッ…


『!!』

マサト「メサイアが…一気にエネトロンを取り込んで…妙な動きを見せてる…。何か…何か始まる…」


バサバサバサッ


は持っていた書類を床に落とした

リュウジ「ちゃん…」

リュウジはの肩を引き寄せ、背中を摩った

黒木「陣。亜空間がどうなってるのか…そろそろ全部話せ」

マサト「…………」


―――――


リュウジはを部屋まで送った

リュウジ「大丈夫…?」

『はい…大丈夫です…』

リュウジ「…………」

『ごめんなさい…弱くて…』

リュウジ「え…?」

『メサイアの…名前を聞いただけで…こんな…』

リュウジ「あいつがちゃんにとってどんなやつかって言うのは俺たちわかってるから」

『違うんです!!』

リュウジ「!」

『あれは…あの事件は…!』

リュウジ「ちゃん…!?」

『私の…せいなんです…』

リュウジ「何言って…」

『私の石のせいで…メサイアは…!』

リュウジ「違うよ」

『違くなんて…!!』


ギュ…


リュウジ「落ち着いて、ちゃん」

『リュウジさん…』

リュウジ「ね?」

『…………』

どうして誰も私のせいだって言わないの…?

言ってくれた方が楽なのに…


/ 373ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp