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*スーツを着た狼*【R18】

第11章 酔っ払いとの戯れ





「…痛かったら言って」

「ぁっ…」

濡れた内壁を掻き分けながら先輩の指が入ってくる。
もうとろとろに溶けているソコは、すんなりその指を受け入れた。


「んっ…ぁ…、」

「…平気そうだな」

ぬぷぬぷと抜き差しされる指。
先輩は口元を綻ばせながら私と視線を合わせてくる。


「こら…顔隠すなよ」

「…だって恥ずかし…っ…」

「お前のエッチな顔…ちゃんと見せて?」

「ぁっ…」

口元を覆っていた手を取られ、その手を繋ぐようにしてシーツに縫い付けられた。
その間にも容赦なく秘部を刺激され、生理的な涙が込み上げてくる。


「堪んねぇな、その顔…」

「んんっ…、せんぱ…っ…」

「他のヤツの前で…そんな顔絶対するなよ?」

「……、」

する訳ない…だって私が好きなのは先輩だけなのだから……


「仕事だから仕方ねぇって解ってるけど……本当は誰とも話してほしくないし、誰にも笑いかけてほしくない」

「…先輩……」

(…それって…もしかしてヤキモチ……?)

いつもクールな彼がそんな事を言うなんて…やはりまだ酔っているのだろうか。
それでも何だか嬉しくて思わずクスリと笑ってしまった。


「…何笑ってんだよ」

「ふふ…ちょっと嬉しくて……。先輩って仕事中はいつもポーカーフェイスだし、まさかそんな事考えてるなんて思わなかったから…」

「…俺だって嫉妬くらいするし、余裕なんて全然無ぇ」

「ぁっ…!」

不意に増やされた指…今度は2本の指で中を刺激される。


「先輩、待っ…」

「俺の事笑った罰」

「ぁんっ…」

そう言って私の弱い所ばかりを攻めてくる彼。
唇も奪われ、熱い舌が口内を掻き回してきた。


「んっ…、んんっ…」

(…ダメ…もうイっちゃう…っ…)

そう思った瞬間、2本の指が私の中から出ていく。
無意識に先輩の顔を見上げると、案の定彼は意地悪そうに笑っていた。


「…イかせてほしい?」

「……、」

「だったら……可愛くお願いしてみて?」

「っ…」

指に付いた私の愛液を厭らしく舐めながらそんな事を言ってくる。
あとちょっとでイけそうだったアソコがじんじんと疼き、私は恥を捨て彼にお強請りをした。


「…イ…、イかせて下さい……」

「…指でいいの?」

「……、」



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