• テキストサイズ

あの柚子の実がなる頃に。

第8章 そして、別れ。


そして。

退院の日。


『なーがいさん。

退院、おめでとうございます。




たまには、お見舞いきてくださいね?』



川上くんや、谷口君たちと。

そう付け加えると、



「ありがと。

3日に一度は来るわ」



って、いつもの調子で。



ふにゃって笑うその笑顔。
/ 48ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp