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IN DREAM2

第15章 龍族


龍族ーーーー。
それは雷のエレメントを保有し、人類の中で最も天族に近い種族。
平均寿命が300年という長寿を活かし、あらゆる技術を発展させたことで
天族を除くトップクラスと技術力、産業力を生み出し
彼らの居住区はいつしか地上ではなく、天空に浮かぶ要塞都市にあった。

アスタニア歴600年
龍族の王族に1人の王子が誕生した
金髪と白髪混じりの髪と、右の額には王族の証である龍の紋章が浮かび上がり、
黒色の瞳を持つその赤子はトレイタス・R・ラゾーラと名付けられる。
トレイタスは王族として申し分ない程優秀に育ち、10代という若さで衛兵隊長と同格の力を持つようになった。

それから20年後
王族に第二王子が生まれ、名はライセイ・ラゾーラと名付けられる。
黄金の瞳と、黄金の髪に、右手には王族である証の龍の紋章が刻まれていた。

ライセイが10歳を迎える日
その日は一族が一丸となってライセイの誕生日を祝うため
多くの貢物を王宮に持ち込んできていた
その中に、1人だけ貢物を持たない占星術師が現れライセイ、トレイタス、龍族の王、王妃の前に頭を地面に擦り付けるように伏せて予言を述べた
「第一王子は革命者となり、第二王子は救世主となられる。
祝福されしは、夢の力に選ばれたライセイ・ラゾーラ様なり。」
その占星術師はライセイがインドリームとなり、世界を救うと伝えるが、王は公衆の面前でトレイタスを蔑ろにし、貢物を持ってこなかった事に怒り、占星術師を龍族の地より永久追放するよう対応した。

その日を境に、トレイタスとライセイ、そして龍族の運命の歯車が狂いましたーーーー。


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