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The night dream of fairy【気象系BL

第8章 光と闇の狭間で…



俺は窓から月を見上げ

囮捜査をした日の事を思い出していた。


あの時…

智が歌っていたのは、

俺が小さい頃から子守り歌がわりに 唄ってあげた曲だった。


智はこの歌が本当に好きだった。

事あるごとに俺に歌って言ってきたなぁ…。


でも・・なんで?

記憶を失ってしまった智が あの歌を歌えるんだろう?

もしかしたら、潤は記憶を全部消していないのか?


いいや…


そんなはずは無い…



和也の話だと・・・

あいつは、和也の姿を見ても何の反応も示さず、人形のように冷たい目をしていたって言っていた。


智の記憶は確かに完全に消えてしまっているはずなんた。

あの歌を覚えているなんて不可能だ。


でも…


あいつは確かに覚えている。


そういえば、潤が何度記憶を消しても

智は夜中に突然起きては涙を流すって言っていた。
 
もしかしたら、智の心の奥底にはまだ本当のあいつがいて

無意識のうちに

「キミの夢を見ていた…」の歌を歌わせているのか?


歌の歌詞が、今のあいつの心の声とダフっているのかも知れない…。



俺はそう信じたい。

記憶を消されてしまっても、

心の奥底にきっと、昔の智はまだちゃんと生きている!


希望の光を感じた。


俺は嬉しくなって一人で

♪~「キミの夢を見ていた…」を唄った



でも、なんで?

智の力が消えたんだろうか?

これが潤が言っていた対する力なのか⁇



俺は急いで、妖精界に戻った。


そして、父親の残してくれた日記を読んだ。

そこには、驚くべき事実が書いてあった!!



潤!!

謎は解けた!!

俺達妖精の秘密がわかった!!



もしかしたら…

救わなければならない妖精は

智だけじゃないのかも知れない…。


上手くいけば、光と闇の狭間で苦しむ妖精を救う事が出来るかも…………。



潤の言う通りだな・・・


今はあいつらが動き出すのを待とう… 


潤、智こともう少し見守っていてくれ・・・。



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