第5章 青色さん
大野「ニノの妹?こんにちは。」
「こんにちは!」
大野「んふふっ。可愛いね!」
わたしと智くんの出会いは、
10年前…。
コンサートを観に行って、
お兄ちゃんから楽屋で紹介を受けた。
なんて言うんだろう?
智くんの笑顔は、
いつからかわたしの癒しになった。
たまに家に遊びに来てくれたりもした。
でも最近はお兄ちゃんも
家を出てしまったし、
たまに会うのはコンサートの時くらい。
それでもわたしは
智くんのことが好き。
いつからだろう?わかんないけど、
智くんはわたしの特別なんだ。