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天才のオレに惚れなさい

第7章 天才と変化



 察してと言われても。
 「ダメに決まってるだろ察しろ」という可能性もある。
 でもこれは「いいよ」の方の「察して」だ。オレはなんとなくわかった。

 オレは後ろから手探りで、桃浜のシャツのボタンを何個かはずした。
 薄いピンクの肌着が見えた。

 そういえばそうか、ブラの上に直接シャツ着ないよな。たまにブラ透けてる女子もいるけど、桃浜はそういうタイプじゃない。

 とはいえさっさと胸に触れたかったから、その肌着が少し厄介物に感じられて、ぐいぐい上に引っ張り上げた。

 脇下まで肌着を引き上げると、ようやく桃浜の胸が見えた。
 ドクドクと心臓が鳴る。
 もう1秒だって我慢できない。

 オレはブラジャーの隙間に手を差し込んで、桃浜の生の胸に触れた。

「アッ…」

 桃浜が少し声を漏らした。

 直に触れる桃浜の胸はしっとりと柔らかかった。わらび餅というか…崩れないプリンというか…とにかくすごかった。こんな手触りは初めてだった。
 指の隙間から零れ落ちそうなくらいふわふわ。でも決して落ちることはなく、ぷるぷると弾む。

 夢中になって揉みしだいていると、桃浜もハァハァと息を荒くしてきた。

 オレは胸の先端をキュッとつまんでみた。

「やっ…!」

 桃浜がビクンと体を震わせた。
 反応がいちいちそそる。
 聞いたこともないような高く悩ましげなその声をもっと聞きたくて、胸の突起をクリクリと刺激し続けた。

「あん…や、あん…」

 桃浜はもじもじと体をくねらせた。

 引っ張ったり、こねたり、おしつけたり。
 オレが指を動かす度に、桃浜は気持ちよさそうに身をよじった。

「ああ…ん…。くすぐったぁい…」

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