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私、先生に愛されてます【R18】

第8章 これからのこと


遥が目を覚ましたのはその日の夕方、如月の家のベッドであった


「ん…ぅ…?」


「目ぇ、覚めたか?」

「…どこ…?」

と今にも消えそうな声で目を擦りながら言う


「俺ん家」

「先生のとこ…?」

「うん、貧血だってさ。悪かったな昨日は…俺のせいだ」

と如月は遥を抱きしめた


「んっ…苦しいです。」

「おっ…悪い。」

と如月は抱きしめていた手を離す


「今日…塾の日」

とボソッと呟いたのを如月は聞き逃さなかった


「もう、行かなくていい。」

「え…?」

「お前、塾なんて行ってないだろ?」

「……」

「平日までバイトしなくていい。そもそも俺の家に住むためにバイトしてんだろ?本当はしなくていいけど俺のためにって言うから許した」

「……」

「でも無理はするなって言ったよな?だから休日は許すけど平日はやめとけ、お前はまだ学生だ」

「…ごめんなさい」

と素直に謝る遥

「先生にあまり迷惑をかけたくなかったんです…これから大学生になって住まわせてもらうし、今でもたまにこさせてもらってるし…」

と目から涙が溢れ出した

「だから…今、どーにかしなきゃって思ってそれで…っ!」

そういいかけた時、如月がまた抱きしめた

「もういいって、お前が頑張ってるのはよく分かってる。バイトをやめろとは言わない、けど無理だけはしてほしいくないな。俺とセ○クスできなくなるだろ?」

と言った


「もう…先生はほんとに変態すぎます…」

と如月の胸の中で遥が言う


「お前が一番知ってるだろ?」

「…知りません」

「照れ屋さんだなー」



そうしてその日もまた如月の家で泊まることになった


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