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【A3!】甘いひととき【R18】

第1章  アンタが欲しい【真澄】


 




「…おはよ」

『…ん…。…おはよう…』


真澄くんの腕の中で目を覚ます、翌朝――。


甘い余韻に浸りながら
布団の中でゴロゴロと過ごす時間は
とても、幸せなもので。


「…ずっと、こうしてたい」

『うん…』


触れ合うだけの軽いキスが
昨夜の出来事を思い出させて
身体が火照る。


「…今日も、アンタが欲しい」


真剣な瞳で見つめてくる
真澄くんの言葉に

私の答えは ただ一つ。



『…私も…、真澄くんが欲しい…』


キスをして、抱き合って…
二度目の行為を受け入れる。




その後…

真澄くんが部屋に居ない事に気づき
探し回っていた 綴くんから
大説教を食らう事を

私達は知らないまま――。







《 END 》


 
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