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dressing actor【俳優】

第2章  衝撃的デビュー



オーディションの結果を聞くために事務所から電話がかかってきたので

喜びと期待を込め、足を運んだ結果...なんということだろうか。


確認しておくが、私は女だ。


そう、そのはずなのだが...


奏「あの、私、一応女なんですが...」

社長「大丈夫、ちゃんとわかっているよ。」


尚更 訳がわからない。


社長「君には、演技の才能もあるし、輝きを持っている。

しかし、我々が今欲しい逸材は、女の子のような容姿をした男優が

欲しかったのだ。

君なら、我々の理想な逸材になれると思うのだ。」


なんということだろう。


奏「で、でも...そんなのバレたら終わりじゃ...!!」


社長「大丈夫、それは我々が全面的にバックアップする。君が女だと

言うことは、この事務所の社員と君のマネージャーとなる者にしか伝えない」


奏「もし、断ったら...?」


社長「オーディションは不合格となる。」


なんだって?



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