第3章 GTO
撮影も無事終わり、キャストのみんなとも仲良くなれて、
今日はいい日だなぁなんて思いながら、事務所へ戻った。
確か撮影は明後日からだっけ?
早く台本おぼえないとな...
そう思い、台本を読みながら廊下を歩いていると、ふと名前を呼ばれた。
奏「え、」
と呟きながら声のした方を向くと
菅田「よ!また会ったな。って言ってもメールのやり取り多いから
久しぶりな感じはせえへんな〜!」
と、手をひらひらさせながら将暉くんが立っていた。
奏「うわ!本当だよね〜!てか、将暉くん映画で主演するんでしょ!?
おめでとう〜!」
将暉「サンキュ!俺もそろそろ撮影入るからな〜、奏もドラマやろ?
頑張れよ!」
奏「ありがとう〜。お互いにね!」
そう言って別れた。
あー、がんばろ。この機会を逃すわけには行かないし。」