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甘い貴方を見つけるまで【佐藤流司】裏

第5章 Sugar5


恥ずかったのに結局、あのまま寝ちゃったみたい。


後処理は流司さんがしてくれたみたいだね。

ちゃんとキレイだ。


みんなが寝てる間に、食器洗っちゃおう。

たぶん、全部はムリだけど・・・。


「使い過ぎでしょ・・・。」


「一緒に洗おうって、言ったじゃん。なにしてんの。」


「ぅわっ!?」


やば、めっちゃびっくりした。

寝てたじゃん、流司さん。


「驚き方、可愛くないね。」


「可愛くないのは、最初から知ってるくせに。」


「そうね。」


清光っぽい感じで言わないで。


ほんと好き。


「んじゃ、俺流すね。」


「うん。」


それからはなにも喋らずに、手だけを動かした。


全部洗い終わって、2人で拭いてしまった。


「ほら、2人だとすぐでしょ?」


「そうだね。」


彼の方を振り向いて、ニコッと笑う。


私のよりも大きな彼の手を掴んで、


「荒れないといいなぁ・・・。保湿しよ?」


彼を見上げる。


「こんくらい大丈夫だから。」


「ダーメ。」


保湿クリームを手に出して少し伸ばし、彼の手を撫でるように、馴染ませる。


「私、あんまりクリームって好きじゃないんだよね。このベトベト感がほんとイヤ。」


「じゃあ、触んなきゃいいじゃん。」


「塗ってあげたいから、我慢する。」


「なんだそれ。」


八重歯を見せて、あはははっと笑う彼。


そういうところ、ほんと可愛い・・・。


しゃがむついでに彼のズボンを下げた。


「は、なにしてんの?」


「もう消えちゃってるね。キスマーク。」


「あぁ、けっこう経つし・・・。」


「もっかい付けるね?流司さん昨日、付けたもんね?」


前に、彼の太腿に付けたキスマークはキレイに消えちゃってた。


流司さんみたいに、強く吸えばキレイに付くかな・・・。


「なんかもう、やばい・・・。この体勢、えっろ・・・。」


「ちょっと、おっきくなった?」


「うっさい。」


彼の股間のところが、少し膨れた。


「口でする?」


「いい。みんな起きる頃だろうし。」


それを聞きながら、太腿に唇を付けた。


強く吸って、ちゅっと音をたてて、離れる。


「キレイに付いたよ。」


「あっそ。」


顔とパンツの中は正直だよ、流司さん。







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