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【S】Moebius Ring~目覚めたら執事!?~

第20章 epilogue



二「!おまえ俺の飲むなや!自分で淹れてくればいーだろっ」
大「…だって。執事が淹れてくんないんだもん。…俺のだけっ」
松「櫻井―。リーダーが用事あんだって」
櫻「何でございましょう。智ぼっちゃま?」
大「え?あ、え~っと…。俺の、コーヒーは…まだかなぁ~って…」
櫻「…」
大「…」

ニッコリ★

櫻「申し訳ございません。私、ここにきっちゃなく脱ぎ散らかされているどなた様かの私服をたたんでいる最中でございますゆえ…少々お待ちいただけますか?」
大「…あ」
二「誰だよ、どっちらかしたヤツ」
相「踏んじゃいそうだよね」
松「そういうことは自分でやんないとねぇ。いくら執事がいるからってさ」
大「…」
櫻「あ、それとも先にコーヒーお淹れしましょうか。ここをきっちゃないまんまにしておいてもよろしいのでしたら。どなたの私服か存じませんが…」
二「どなたのでしたっけ、あのきっちゃない私服」
相「よく見かけるけどね(笑)」
松「いっつも同じようなスタイルだからね」
大「…」
櫻「いかがなさいます?」
大「…もういいっ。自分で淹れるっ」
櫻「ですが、智ぼっちゃま」
大「いいっ。もう…そっちやって!?」
櫻「かしこまりました」


そうそう。ね、こんなカンジでしょ?この人たちの執事だったら(笑)。

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