第7章 派生③おそ松&チョロ松END
痛くしてやりたい衝動を抑え、舌で舐め上げ苦しいのを我慢して喉奥までくわえ込み、口全体を使って刺激した。
うう、口の中が熱い。血管がビクビクしてる。先走りが苦い。
「いい……松奈……そろそろ……」
そろそろかと身構えたとき、フッと口が楽になる。出されたのだと思い当たったのと
同時に――髪、顔、身体にだばあっと生温かい感触。
全身に、かけられた……!
「あー、気持ちよかったあー」
ご自分でご自分のモノを持ち、最後のを私の顔に垂らし、おそ松さんは清々しいお顔。
こいつ……私が顔にかけられるのが嫌いって知ってて……。
「あ、エロ可愛い。やっぱ記念に写真――」
「黙れ、変態があぁっ!!」
一発殴ってバッとシャワーを取り、必死に自分の身体にかけまくった。
「怒るなよ、松奈~。ほら、お兄ちゃん、優しくしてあげるから」
「優しく……って、言うなら、出し……あ……あ……」
逃げたい。逃げようとした。
だがおそ松さんに押さえつけられ、床に押し倒され、深く挿入されている。
もがいても拒否っても一切効果はなく、むしろ腰をつかまれ、より深く結合させられる。
そしてさんざんに慣らされた私の秘所は、屈辱的な扱いを受けているにも関わらず、雄の支配を悦んで、蜜をあふれさせ続けている。
「あっ、あ……あ……」
痛いくらいに打ち付けられ、視界に火花が散る。
見上げれば星空で、テラスの向こうは光の無い世界。
何かホントに……おそ松さんに、外でされている気分……。
「っ……んぅ……ぁっ……」
声がはね、愛液がとろりと垂れる。
「ん? 松奈もこういうの好き? 君も大概、変態だよね」
「だれ、が……っ……あっ……あ……!」
責めが緩やかになり、音を立てて胸を吸われる。
舌先で愛撫され、合間にちゅっとキス。
アソコがじんじんしてる……気持ちいい……。
湯船から流れてくるお湯が、身体にかかって、熱い……。
間近におそ松さんの顔が見える。
とろんとした私の顔に手をやり、いつもの意地悪な顔で、
「松奈。お兄ちゃんにどうしてほしい?」
くそっ! わざとゆっくり腰を動かして!
どこが優しいんだ。私はもっと……。