第7章 派生③おそ松＆チョロ松END

「ん……んん……っ……ん……！」

　×××から口を離そうとしたが、長男に頭を押さえられ、妨害された。
「全部出しちゃうから。全部飲んでね。俺の愛の証」
　私が苦しんでいるのを見て、笑っている。

「兄さん、ホントに、下品でクズだな。何で、この子が、嫌がること、ばかり……」

　あなたも五十歩百歩だから……と言える状況にない。

「ん……松奈……」
　ズチュッと身体をぶつけられるごとに音がする。
　チョロ松さんは全力で私を揺さぶり出す。
　一方、すっきりした表情のおそ松さんは、

「下で生は無理だし。せめて上の口だけでも俺を受け入れてほしい、みたいな？
　うんうん、純情な男心って奴だよ」

　どこまで、頭がおかしいんだ、この人……。
　そんな……いびつな欲望をぶつけてくるのは、一人でいい、のに……。

「全部飲んだ？　お兄ちゃん、ちゃんと待つから大丈夫だよ」
「んん……んー……」
　首を振ったが、結局喉が上下するまで解放されなかった。

「松奈……松奈……気持ちいいよ、松奈の中……」

　クソ三男は、私の上半身が解放されたのを受け、腰をつかんで全身で突き上げてくる。

「やだ……あ……や……あ……あんっ……」
　熱い。硬いのが、ぶつかって……。
　よだれのように口の端から精○を垂らしながら、快楽を享受する。

「……松奈、いい……？」
「すごく、気持ち、いい……です……奥、当たって……もっと……」
　がばっと抱きしめられ、身体が密着する。
　打ち付けられる角度が増し、痛いくらいに何度も激しく身体がぶつかる。

「いいの？　松奈、いいの……俺の×××、いい？」
「はい……もっと……おねがい……」

　顔が間近にある。耳たぶを噛まれ、ぎゅううっと身体を抱きしめられた。
　心臓がドキドキする。
　ズチュ、グチュ、とつながった箇所から絶え間なく音がし、合間に感じる
箇所を愛撫され、涙と汗が混じったものが飛び散った。
「松奈……！……」
「…イク……イッちゃ……」

　ガクガクと揺さぶり肩に顔をうずめ、チョロ松さんが切なそうに眉根を寄せる。

　その顔を見て、どうしてだか切ないような愛おしいような気分になった。

「…………っ……」
「――――っ……！」

　真白く達し、全身が震え、そして力が抜けた。