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【松】六人の兄さんと過ごした三ヶ月

第2章 二ヶ月目の戦い



 何だその、盗っ人猛々しい意見は!! クズですなあ、この人!!
 一松さん、どうも最初から『こっち』の利用を想定していたらしい。
 で、他の六つ子に黙っていた挙げ句、『行為に必要な物品(勝手に想像してね!)』をこっそり持参して来たのだ。

 私と談笑して歩きながら、ポケットに何つうものを入れてたんだ!!

「もうホテルの休憩利用も禁止になったし。ここが嫌なら公園でやる? 今の時期は寒いよ?」

 首筋に軽く歯を立てながらボソッと言われる。そんな趣味ありませんよ!!
 すみません博士。終わったら、シーツとかちゃんと洗いますんで……。

「もう、どうでもいいです……」

 実のところ、下半身を刺激されすぎて、もうシーツにこぼれてるレベルだ。
 胸も反応して色づいてるし、雌の本能が全身で××を欲しがっている。
「良い子」
 キスをされても嬉しくありません!!


「あのーですね、この体勢、何だか恥ずかしいんですが……」
「だって昨日、後ろからが良いって」
「言ってませんわっ!!」

 えーとその、後背位……て言うんだっけ?
 四つん這い状態で後ろを上げさせられ、丸見えなのが恥ずかしいっつか……。

「ん……ぅあ……い、いじらな、い、で……」
 後ろから手を回され、指で刺激されるだけでも、蜜が垂れてくる。

「挿れていい?」
 と言いつつも、押し当てられた熱い××は完全に限界寸前である。
「もう、好きにして、くださ……い……」
「じゃ遠慮なく」

 ええー。


「……あ……あ……ん……や……っ……」

 緩やかにねじ込まれ、圧迫感と快感。何とも言えない声が出る。
「……動く、から……」
 腰をつかんでゆっくり動かれた。最初はこちらの様子を見ながら少しずつ。
 でもだんだんと本能に命じられるように、速くなる。
「や、あ……んっ……! だ、だめ……あ……ぁあっ……!」
 つながった部分から、いやらしい音が響き、体液と蜜が混じったものが腿を伝う。
 背後から胸をつかみ上げられ、同時に下から大きく抉られる。
「や……だ、め……あっ、あっ、いや……」
 シーツを必死につかみ、快楽に耐える。
「……っ……そういう、声、出さない……」
 どういう声っすか。

 ××の速度が一層激しさを増し、最奥を何度も抉られ、そのたびに気持ちよすぎて身体がけいれんする。
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