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進撃の巨人ー短編集ー

第6章 〇【ライナー・ベルトルト】代償


鼻で溜息の様な息を吐いて、ライナーは先程から背筋を駆ける快感を、そして欲を吐き出すべくその行為に集中した。

それから程なくして、ベルトルトから小さな呻きが聞こえて体を震わせる頃、ライナーも同じくして達していた。

サラも2人と同時に絶頂を迎え、その欲を残さず搾り取り、まるで飲み込むようにライナーのソレを締め付ける。
それからベルトルトがライナーと交代して挿入し、中に欲を吐き出した。

サラは薄れゆく意識の中、ひたすら頭の中で誰かに助けを求めながら、この後訪れるであろう死を覚悟した。


強く信用した彼ら。
仲間として大好きだった彼ら。
笑い合った日々。
大好きだった。

そんな彼らは、もういない。



サラは眠りながら、胸に切り裂かれるような激痛が走って、次第に息ができなくなり、心臓が次第に停止していくのを感じながら更に、深い深い眠りに落ちたのであった。


-END-
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