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此処にある音色

第5章 Aクラス


『オレ人の名前覚えるの苦手なんだ。だから多分覚えられねぇから名乗らなくていい』

春歌「そうなんですね…」

そう言うとはバック転をして傍から離れた

?「あれれ?」

そこにはを抱きしめようとした大男の姿

『ぶね…どいつもこいつもうぜぇ奴ばっか』

そうすると春歌の所に何かを投げた

春歌「あ!学生手帳…!」

『落し物…届けに来ただけだから』

そのまま気怠そうに歩いていくその後ろ姿に声が掛かる

?「ねぇ!君!」

『あ?』

?「俺一十木音也!よろしくね!」

『…興味ねーから』

そのままフラリとどこかへ行ってしまった
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