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此処にある音色

第13章 引っ越し


音也を拒否したのもその為だ

『いいか…俺に近付くな』

ギラギラしてる目は威嚇
そしてなりの優しさ

『フーっフーっ』

蘭丸「猫みたいだな」

そう言って蘭丸が近付く
近付いてくる蘭丸の様子を静かには見つめるが、手が伸ばされた瞬間そこに居ない

『……帰る』

窓に居たはそのまま外へ飛び出して行った
そこに血痕を残したまま

龍也「おい!」

もう姿はなかった

音也「……はいつもそうだよね」

レン「トッキー?」

音也「全部全部背負って拒絶して…俺何も出来なくて」

ボロボロと音也の目から涙が零れる
それは全員が思っている事だ
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