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此処にある音色

第11章 シークレットライブ


だがこの決断を後悔することになるとは知らなかった

「着きましたよ」

『は…?』

オレはライブ会場を見つめ引き返そうとすると、あれよあれよとスタッフに囲まれた

嵌 め ら れ た !

『くっそ!離せ!』

「では行きましょう」

『おい、どこに行く気だ!?やめろ!離せ!』

スタッフを何とか振り払ってると後ろから声が聞こえてきた

龍也「おう、来たか。」

林檎「遅いわよ…って何この状況…」

『龍也!林檎!どういう事だ!』

スタッフを振り払って2人に近づく

龍也「お前まさか聞いてないのか?」

『は?何がだよ』

林檎「ほらほら、ちゃん行くわよー♪」

『ちょっ離せー!』

オレの絶叫が響いた
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