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イケメン戦国『プレゼントを探せ!~徳川家康誕生祭~①』

第5章 プレゼントを探せ!~三十日、辰の刻~


そして翌日の、一月三十日。
家康の誕生日前日。




家康は登城してすぐに、陽菜を迎えに行き、二人で広間に向かうと……



「あれ?佐助くん?」


広間には、佐助が一人居るだけで、信長たち武将の姿は見えない。


「やぁ、陽菜さん、家康さん。お待ちしていました。どうぞお座りください。」

「……なんで敵の忍が、普通に安土城の広間に座ってるんだよ……。」

「ご安心を。信長様から、許可を得ています。」



相変わらず無表情の佐助だが、家康に会えたことで、いつもより嬉々とした様子であることが、声のトーンから感じ取れる。


「……許可とかそういうことじゃないんだけど…」

「まぁまぁ。言われたとおり座ろうよっ♪」

「………(何か知ってるな…)」



ちょこんと佐助の前に座る陽菜の様子は、何かを楽しみにしている感じで、その様子に家康は、陽菜は何かを知っていると判断した。
何か面倒なことでなければいいが……と思い、はぁ…とため息をひとつ吐いて、陽菜の隣に座る。


かなりわくわくしている様子の陽菜と、眉間に皺を寄せてかなり面倒そうにしている家康。


その二人を交互に見て、眼鏡を中指で押し上げると、佐助は口を開いた。



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