• テキストサイズ

ハイキュー!! クリスマスバトン!

第2章 好きから始まる2人




菅「『閉店時間は8時半です』」

キッチンに入るなり、同期の菅原がちょっとキメ顔して俺に言う。

ニヤニヤしながら他のメンバーも小声で口々に同じ言葉を口にする。


同じホールの二口が入ってきて

二「ほんと、やっとっすねぇー。
あんまし言わないんで俺、横からかっさらっちまおうかって思ってたんですよ」

運んできた皿達をカウンターにコトリと置いて、ニヤリと笑う。

黒「お前か…」

二「だってちょうど横で面白いことしてたんで、
報告は大事ですよねーっ
あ、これ7番テーブルでーす」

注文票をボードに貼り付けると、にこやかにキッチンを出ていく。

小さくため息をついて、二口に小さく蹴りを入れてホールに戻る。


「あ」

キッチンに顔だけ覗かせて、

黒「やっくーん、俺やっぱ8時であがるからよろしくなー」

夜「はぁ!?勝手にシフト変えんなバカ!
おい、ちょっ…!」

キッチンから怒号が聞こえる前に、そそくさとホールに戻る。

そして向かう先は彼女の元に、だ。
/ 65ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp