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おかえり〜I'm home〜(R18)

第30章 epilogue





「パパーーッ!!」


小さな体で全力疾走してくる・・・
また大きくなったな・・・


「あー、世界一幸せな出待ちだなぁ・・・」

「何惚気けてんだ、バカップル」

「へへ、今は馬鹿夫婦です」

左手の指輪が夕陽に照らされて輝く。

「それで・・・今は馬鹿親父かな・・・」

俺の元へ全速力で駆けてきた愛しい我が子を抱き上げる。
俺とりおの・・・大切なたからもの。


「おかえりパパ!」

「ただいま。いい子してた?」

「うん!もちろん!いいこにしてたよ!ママにきいてもいいよ!」

俺の腕の中でくるりと首を振り、
もう一人の愛しい存在を・・・
瞳に映す。


出会ったあの頃はショートボブだった髪は後ろで束ねるくらいまで伸びて、今はその腕の中に、生まれてまだ5ヶ月の小さな天使を抱いてる。



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