• テキストサイズ

キミのとなり

第7章  7


「いやいや、ほんとごめん。」

女の子を危険な目に遭わせるなんて…と思い

何度も謝った。


そんな俺の必死な姿がよっぽどおかしかったのか

彼女は
笑顔になった。


「あ、笑顔可愛いね!」

俺はそう言いながら、彼女の頭を撫でた。

こういうのに、あまり慣れていないんだろう。
彼女は、顔が真っ赤になっていた。


「こんな風に出会えたのも、何かの運命だと思うから、名前、教えてよ!」

俺はそう言った。

「あ…神田絢架です。」

「絢架ちゃんか…名前も可愛いね!あ、俺は中島健人!!2年だから。」

「あ、私は、1年です…」

「そっか。じゃあ、よろしく。あ!俺、時間無いから、またね!」


やばい!仕事に間に合わない…

俺はまたもや猛ダッシュしながら


これから何かが始まるような気がしていた。
/ 110ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp