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Why大奥!?Trafalgar医院【ONE PIECE 】

第3章 訪問者



(始まったばっかりって……)


ローの言葉に絶望の表情を浮かべるナツ。

ローはそんな彼女を嘲笑うかのような笑みを浮かべると、激しく腰を打ち付けた。


「やっ!ぁあっ!?」


ナツの悲鳴を無視して深く奥を抉り続ける。





これはらしくない、女の抱き方だ。

これまで繰り広げられてきた数多の行為は
自分が自発的に色々と手をかけなくとも、自ら足を開き、勝手に濡らし、ローのものを咥えこんで腰を揺らす。

その様子を、どこか冷めた目で見ているのが何時ものことだった。
こんなに誰かを求めたのは、初めてのことかもしれない。


「っは…ん…ぁっ」


壊すかのような勢いで膣内を貫く熱い楔。
ナツにはもう悲鳴を上げる力は残っていない。

口から悲鳴が溢れないのは体力の問題だけではないだろう。
その圧迫感による苦しみは、いつの間にか快楽へとすり替わっていた。

律動に合わせて聞こえてくる
鼻にかかったような、甘い喘ぎ声。
狭いながらも、動く度に柔らかさが自身を包みこむかのようなその感覚。

ローは笑みを深め、彼女の全てを犯すように腰を穿ち続けた。


「あっ…やっ…んぁ…」


ナツの手が縋るように伸びて来るのを見て、両腕の自由を奪っていた紐を外してやると
宙を彷徨わせた手を捕らえ、それを己の背に回させた。


「……ナツっ」


背に感じる、引き寄せようとするその力。
先ほどよりも密着し合う二つの身体に、ナツの目元の力が緩んだように見えた。
己のぬくもりに安堵を感じているかのような彼女の様子に、どこか懐かしい記憶が脳内を駆け巡る。



オレはこいつを、知っている……?



果てしなく続く真っ青な海を背に、微笑んでいる彼女の姿。

彼女が微笑む先にいるのは……




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